イングリッシュ・へリテージとは、1984年に環境省から独立民営化された史跡保護組織です。民営化後、サービスの改善が進められ、まず、新しいコスチュームが導入されました。制服ではなくコスチューム。これは単なる道具というよりも、目に見える形で、新しい役割を自覚するために重要なものであったといわれています。
変化は劇的で、顧客の満足度、イングリッシュ・ヘリテージの収入とも大きく伸びました。現在、イングランドの史跡408カ所を管理し、1996年には1050万近い人々が各地の史跡を訪れました。週末には、各地の史跡でイベントが開かれ、ビジターを楽しませるよう工夫がなされています。下の写真は、イベント・ダイアリーの一部です。