コンスタブル・カントリー

 イギリスを代表する風景画家コンスタブルは、1776年、イースト・アングリアの南部、サフォークのフラットフォードとデダムに製粉所を経営するジェントリに近い富裕な家に生まれた。

 コンスタブルが多くの風景画を描いた生誕地付近は、コンスタブル・カントリーとよばれ、美しい農村風景が残されている。

 コンスタブル・カントリーの案内板  風景画の描かれたポイントを掲示

 カントリー・ウォークの起点は、フラットフォードで、そこにはツーリスト・インフォメーションとナショナル・トラストの施設がある。後者のフラットフォード・ブリッジ・コテージには、コンスタブルに関する展示があり、売店、ティー・ガーデン、貸しボート、再建された造船場などの施設が用意されている。訪問者の殺到で、コンスタブル・カントリーの存亡の危機という新聞報道もあるほど。

 フラットフォード・ブリッジ・コテージ

 フラットフォード付近の草地
 牛の群の中に混じってスケッチする人の姿もみえる。

 スタウア川でボート遊びをする人々。遠くに見えるのがデダムの集落。

 

 ・コンスタブルの絵画に描かれた風景


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