関戸研究室の卒論・修論のテーマ


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→ 人文地理学の分野で卒業論文を書きたいと考えている人へのメッセージ


 卒業論文は大学生活の集大成として重要なものであると考えます。2年次より地理学野外調査をはじめとする地理学・地誌学分野の関連する授業をできるかぎり履修してください。3年次の演習の時間にはテーマを絞って先行研究の検討を行い,オリジナルな研究の視角をもてるように望みます。その一方,フィールドワークの経験も積み重ねていきます。4年次には,演習の時間に加えて、卒論指導の時間にも,毎週,進行状況の報告を求め,卒業論文の完成度を高めていきたいと考えています。


・卒業論文のテーマ


1993年度
梅澤 美保:前橋市中心部における駐車場の立地動向に関する考察
小林 伸之:中規模都市における都市景観と機能分化−高崎市の事例−
小林 洋一:国内航空における交通サービスに関する一考察

1994年度
奥土居 尚:近世城下町高崎における都市構造の変遷
羽鳥ゆきみ:群馬県六合村における家族構成と就業構造の変遷
長井 正賢:群馬県におけるバス路線の変遷と地域の対応

1995年度
赤尾 和洋:情報メディアと観光地域−テレビの旅番組を中心に−
松尾 直之:赤城村の地名に関する研究−通称地名を中心に−
山田 博之:老神温泉地区における温泉集落の形成と地域の変容

1996年度
于  之玲:横浜中華街の華僑・華人の生活様式に関する考察
木部 一幸:近世館林の城下町プランの考察
関口めぐみ:嬬恋村における村落組織と社会空間

1997年度
工藤 香織:信濃善光寺の参詣形態と参詣曼荼羅に関する考察

1998年度  
倉林 瑞代:メディアによってつくられた街イメージ−横浜を事例として−
塩谷 幸子:群馬県勢多郡東村における過疎化と地域の再編成
原田 祐馬:坂本・松井田宿に関する歴史地理学的考察

1999年度  
大重 善広:並行在来線の廃止にともなう影響とその実態−信越本線の事例−
小須田 稔:群馬県下仁田町におけるコンニャク栽培の立地変動

2000年度  
小茂田紘子:群馬県におけるスーパーマーケットの立地展開−高崎市の事例を中心に−
志村 祐介:太田市における産業構造と都市機能の分布
新行内 愛:観光開発と地域振興の課題−群馬県吾妻郡高山村を事例として−

2001年度  
太田 耕平:子どもの知覚環境の発達に関する一考察−高崎市立南小学校を事例として−
笹澤 弘紀:上毛大橋開通による周辺地域の土地利用変化−用途地域指定の影響−
関川 暢洋:過疎地域における地域情報化の展開−群馬県南牧村を事例として−

2002年度
門脇麻美子:宮崎県における観光地の形成過程とイメージの多様化

2003年度  
國井 知彦:通信ネットワークの地域格差と過疎地域における農村多元情報システムの利用実態

2004年度  
和泉 吏英:近世城下町前橋の都市構造に関する考察
栢森 大樹:新津油田の盛衰とその地域的意義
鈴木  誠:身近な自然環境に対する住民活動をめぐる課題−埼玉県鷲宮町を事例として−

2005年度 
鵜川 裕利:群馬県における小中学生の県内空間認知に関する考察
佐藤 洋輝:新幹線開業にともなう地域の変容−安中榛名駅周辺地域を事例として−
松本  大:文化の定着と伝統の創造−前橋だんべえ踊りを事例に−

2006年度 
赤坂 麻衣:大光院門前町の歴史地理学的研究
村井 英樹:過疎化にともなう世帯構成と就業状況の変化−群馬県吾妻郡中之条町を事例として−

2007年度  
田中 輝久:町村合併による住民生活の変化−群馬県多野郡神流町を事例に−

2009年度  
加藤 寛人:過疎地域における高齢者の生活行動とその意識−群馬県甘楽郡南牧村を事例として−
川島 綾菜:板倉雷電神社の信仰圏とその変容に関する考察
神澤ゆかり:歴史的町並み保存地区に対する住民と観光客の意識−群馬県利根郡みなかみ町須川宿を事例に−
倉科 道子:祭りの継承と地域住民の社会関係−長野県下水内郡栄村箕作の夏祭りを事例に−

2010年度  
大塚 弥生:過疎化にともなう地域コミュニティの変容−群馬県上野村を事例に−
田辺 沙織:水害に対する住民の防災意識の差異とその要因−群馬県邑楽郡板倉町を事例として−
土屋 宏晃:群馬県における養豚業の展開過程
松田 恵李:桐生市における中心市街地の変容と地域活性化

2011年度  
太田 順也:デイサービス施設の立地と利用者の施設選択に関する考察−前橋市を事例として−
川端 夕貴:伝統工芸品の産地形成と伝統の継承−高崎だるまを事例として−
中島  厚:地方都市の郊外化と住民の居住地選択−群馬県みどり市笠懸地区の事例−

2012年度 
内山 奈保:群馬県における伝染病流行の実態と地域的差異の要因
坂下 達郎:少年サッカーチームの選択要因とその背景−群馬県高崎市を事例として−
堀  貴之:伊勢崎市における商業集積地の変化と大規模小売店が地域に及ぼす影響

2013年度  
善如寺 惇 :赤城山信仰圏とその変容に関する考察
町田 優真 :「増補忍名所図会」における名所の構成と特徴
矢田部耕平:安中城下町に関する歴史地理学的考察

2014年度  
小池  遼:群馬県における麻栽培の変遷と伝統の維持−岩島麻保存会を事例に−
名達 わこ:赤城山麓南面における桑園の減少と土地利用変化  
宮本 駿平:群馬県における酪農業の展開と経営をめぐる課題

2015年度  
今井 貴秀:群馬県における工業用水車の立地展開  
佐上 彰一:伝統的祭礼と地域コミュニティの実態−群馬県前橋市粕川町月田地区を事例として−  
関  沙織:沼田城下町の地域構造に関する考察  
森田 涼子:日光における観光空間と場所イメージ−1970〜80年代を中心として−

2016年度  
大森未穂菜:高崎市柳川町における歓楽街の実態−明治から昭和中期までを中心に− 
冨沢 美月:中・近世の清水寺絵図にみる空間認識  
細矢久瑠実:沼田祭り祇園祭の変容と祭礼文化の展開 

2017年度
大谷  綾花:非合併山村・群馬県片品村の存続可能性−移住者の適応過程と新たな地域づくりに着目して−
小松  仁奈:大間々扇状地における用水路・湧水の利用と維持に関する住民意識   
清水絵理子:直売所の展開による果樹農業の変容−高崎市はるなくだもの街道を事例として−  
福島  美羽:群馬県における明治43年大水害による被害状況の地域的差異   
古澤   響:前橋市における大型店の立地展開と地域に与えた影響  

2018年度
登田 希望:渡良瀬川下流域右岸における遺跡の立地条件の変遷と地形環境
永井  諒:条件不利地域におけるルーラルツーリズムの展開と地域づくりの課題−群馬県多野郡神流町を事例として−

2019年度
佐野 琢哉:高崎市旧倉渕村における有機農業の展開と地域の変容
富島 颯太:太田における軍需産業の展開と地域との関わり−中島飛行機株式会社を事例として−

2020年度
清水 裕朗:地方都市中心市街地における機能変化とその要因−前橋市を事例に−

2021年度
松本 一紗:群馬県中之条町における商業施設の立地変化と住民の買物行動

2022年度
落合 由羽:世界遺産・富岡製糸場周辺区域の商店街における景観整備と経営者の意識

2023年度
新井喜美夏:伊勢崎市宮子町におけるロードサイド型店舗の立地」
小川 知映:群馬県前橋市における上水道事業の展開と地下水の利用状況」
平野 岳大:歴史的町並みにおける観光客と住民の意識−川越市川越重要伝統的建造物群保存地区を事例に−


・修士論文のテーマ



1993年度
平形 公宏:赤城・榛名山麓地域における土地利用の空間的パターンとその時系列変化

1994年度
中村 理恵:南米出身日系人の居住地移動に関する考察
升谷美奈子:購買行動分析に基づく山間地域の地理学的研究−群馬県長野原町の事例−

1995年度
小林 洋一:那智参詣曼荼羅の空間表現と世界像

1997年度
猪瀬 康夫:群馬県東毛地域における大学進学行動と新規大学卒業者の就職行動

2002年度
岡崎 高峰:屋久島におけるサスティナブル・ツーリズムと離島振興の課題

2005年度
轟木 重利:北橘村における生活行動圏とその変容

2006年度 
高山  都:榛名神社とその信仰に関する歴史地理学的研究
横田 雅博:群馬県におけるマルメモノ食慣行とその地域差

2007年度  
松本  大:伝統の継承と地域コミュニティの維持−上三原田歌舞伎舞台操作伝承委員会を事例に−

2009年度  
黒田  匠:群馬県における食用鯉産地の地域的展開

2010年度  
田ノ上和宏:群馬県における鉱泉行政の成立と地域への展開

2011年度  
伊能 章広:群馬県におけるスクールバス通学の地域的特色−公立小中学校を事例に−

2012年度  
千明  隼:群馬県における農業の特性と担い手層の実態

2015年度  
正田 一真:体験教育旅行を核とした交流事業の波及効果−「みなかみ町体験旅行」を事例に−

2017年度
森 貴由紀:観光における場所の消費と地域住民の対応−アートプロジェクト「中之条ビエンナーレ」を事例として−



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