クック終焉の地・ケアラケクア湾

 写真左手の白いオベリスクが、キャプテン・クックのモニュメント。

 ケアラケクアは「神の小道」を意味するという。ケアラケクア湾の先端のいまは廃村になったカアワロアの近くで、1779年、クックは殺害された。このモニュメントは、1874年、クック終焉の地を記念して、英国人によって建造された。クックが死んだ正確な場所は現在水面下とのこと。

 ケアラケクア湾は、ハワイ島の西岸、コナの南方にある。ルート11号沿いにキャプテン・クックという名の町があり、そのすぐ南を細い道を下っていくと着く。もっとも、この湾は絶好の潜水ポイントなので、レジャー客はコナからボートでやってくるらしい。モニュメントのすぐ近くに、客を乗せたボートが停まっていた。ケアラケクア湾は、海洋生物保護区および海中公園に指定されており、人影も少なく、きれいで静かな海だった。

 


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